お陰様で、3月に発売開始となった当店オリジナルマフラー(SR-VCTマフラー)は、皆さまから大変ご好評を頂いております。
発売するまでは本当に半信半疑で、、、
実際、モダン(今風)でもなく、ここまでクラシック・ヴィンテージスタイルに振ったマフラーを造って、本当に売れるのか?(分かってくれる人が居るのか…)心配でした。。。
と、言うのもプロトタイプのVCTマフラーを実際に見た人達からは、「良いね~」と言う人も居れば、
「なんかサイレンサー細すぎない?」とか、「随分後ろまで長いマフラーですね~」等と言う声や、「キャブトンで黒って…」・「SRに合わないんじゃない?」ってな声も。。。
実際に今現在でも同じ様に思ってる方、沢山いらっしゃると思います。
自分の中では、これが50~60年代までのスタンダードなマフラーなんだけどな~…なんて思ったりもしてまして。。。
しかも、クラシック・ヴィンテージカスタムのSRにはもちろん、カフェレーサーやノーマルルックのSRにも絶対似合うマフラーを造りたい!・・・と思ってたもので。。。
そこで、今回はあくまでも私個人の趣味嗜好ですが、SR-VCTマフラーを製作するにあたり、参考…と言うか真似した?(笑)…いやいやっ、リスペクトさせて頂いた英国旧車をご紹介致します。
英国旧車に興味の無い方・逆にそんなの知ってるよ~…って方はスルーしてください(笑)
ウチの店内にも飾ってあるブリキ看板、ヴィンセント・ブラックシャドー
はい、VCTマフラーの名前はヴィンセント(VINCENT)から頂きました!
本来(VINCENT)は固有名詞なんで略しちゃダメなんでしょうが・・・笑
実車はこちら↓
う~、カッコイイ~
で、こちらはシングルエンジンのコメット↓
私が英国旧車で最も惹かれるマフラー形状。
日本国内では通称「キャブトンマフラー」と言われるモノですが、、、
↑こういう事です。。。
ちなみにこちらが日本国旧車、キャブトン↓
英車「アリエル」のコピー等を製作していたみづほ自動車さんのオートバイ
ちなみにコチラが本物のアリエル↓
う~、カッコイイ~
あっ、エキパイやマフラーの形状よく見といてね!
他車では…
AJS
BSA
マチレス
シングルのトライアンフ
エンフィールド
ノートン
実際はまだまだまだまだ有りますが、この辺で止めときます。。。
ちなみに全てシングルエンジンの車両です!
あっ、最初のブラックシャドーだけVツインだ・・・笑
サイレンサーの形状は多少違えど、どの車両のマフラーも、細くてリアタイヤ後方まで長~く伸びてるのは分かると思います。。。
ついでにブラック仕様も!
アリエルね!
はい、BSA。
マチレス。。。
さすがにブラックアウトされたマフラーのほとんどはミリタリー仕様の車両ですが、、、
どうです? カッコ良くないですか???
で、ナニが言いたいかと言うとですね~
60年代までのクラシック・ヴィンテージモータサイクルでは、この様なマフラー形状が至って普通(スタンダード)だったんですね~
王道とも言いますけど・・・
まして当時の主流はシングル(一部ツイン)エンジンだったわけで、SRに合わない訳が無いんです!
ね? ノーマル~カスタム車両までフツーに見えて来たでしょ???・・・笑
何故か日本国内では、キャブトンと言うと当時のカワサキW1のイメージが強いのか
サイレンサー部分は太めで、エンドがやけに短いモノが多く、SR用にもこういう形状のサイレンサーは多いんですけどね。。。
やっぱりシングルエンジンのSRには、VCTマフラーが似合うと思うなぁ~
あ~、何ヶ月も前(VCTマフラー発売前)から、ずっと書こう書こうと思ってた事、やっと書けた様な気がします。
・・・つづく。。。かな?